作業工程(一例)

※こちらのページでは、木のテーブルの傷(1cm)の修復事例でご説明していきます。

STEP 1 傷の確認・作業のご説明

リペア補修の作業工程1・補修個所を確認

補修個所を確認し、作業前に流れをご説明いたします

お見積り時に、リペア(補修)の対象となる素材と傷の大きさなどを伺いますが、
作業当日にもスタッフが補修箇所の確認を行います。
その後、作業に入る前に補修の流れや注意点をご説明いたします。
今回は、木のテーブルの傷(1cm)を修復いたします。

STEP 2 補修作業①

リペア補修の作業工程2・木工用パテで色を作る

木質用パテを混ぜて補修部の周囲に近い色を作っていきます

補修部の凹みを埋めるために、木質用パテを使用いたします。
様々な色の木質用パテ(アクリル樹脂)を熱で溶かし、補修部分の周囲に近い色を作っていきます。
こちらの木質用パテの色調整も重要で、経験が必要となってきます。

STEP 3 補修作業②

リペア補修の作業工程3・木質用パテを充填

補修部の凹みに木質用パテを充填していきます

充填する個所のゴミ、水分、油、塗膜などの汚れを取り除きます。
凹んでしまった傷口を木質用パテでしっかりと埋めて凹みをなくします。

STEP 4 補修作業③

リペア補修の作業工程4・パテを削り滑らかにする

充填した木質用パテを削り滑らかにします

木質用パテが完全に硬化してから、充填した箇所をやすり等で削って滑らかにします。
(これを「面出し」といいます)

STEP 5 補修作業④

リペア補修の作業工程5・周りに合わせて木目を筆で描く

周りに合わせて木目を筆で描いていきます

補修部周りに合わせて、色付けをしていきます。
木の素材の場合は、細い筆で木目を描いていき、違和感が無いように風合いを合わせていきます。
リペア用の絵の具は4色のみ。
『白』『赤』『青』『黄』、この4色を混ぜて傷や木目に近い色を作っていきます。
また、木目も絵の具を濃くのせてしまうとパテが溶けてしまうので、薄く慎重に描いていきます。

STEP 6 補修仕上げ

リペア補修の作業工程6・周りとなじむようスプレーで仕上げる

補修個所の周りとなじむようスプレーにて仕上げます

補修面を平滑にするため、スプレーをかけ表面を研磨して細かな凹凸を取り除きます。
その後、必要に応じてカラースプレー・つや出しスプレーを重ねていきます。
(スプレーの飛散防止のために、周囲をビニールで覆いますのでご安心ください)

STEP 7 補修完了後

リペア作業工程7・作業完了後にお客様がご確認

リペア作業の完了後、お客様に補修箇所をご確認いだだきます

リペア作業が完了しましたら、お客様に仕上がりの確認をお願いいたします。
何か気になる点などございましたら、遠慮なくお申し付けください。

※補修個所の材質や傷の形・大きさなどで、上記のような手順とは異なることがあります。
※最適な補修を心がけますが、状況によりツヤ・質感に多少の違いがでる可能性があります。

リペア技術はセンスと経験が必要です。
素人の方が補修を行う場合、傷周りが黒くなってしまったり、色・木目が周りとなじんでいなかったりと、不自然な仕上がりになってしまいます。
確かな技術と豊富なリペア実績のある『セイワビルマスター』に是非ご相談ください。


気になる傷のお見積りは無料です。フォームまたはメールで写真をお送りください。

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